積丹おすすめグルメは、穴場の食堂！
8月いっぱいまで味わえる夏限定の海の幸と言えば、ウニだ。
6月になると北海道の積丹半島ではウニ漁が解禁になる。
北海道の初夏を満喫しながら食べに行くのが地元人の恒例イベントとなっている。
どのお店も行列ができるのも、ウニが売切れのも当たり前。
タイミングを逃してしまい、ウニを提供するお店を探している光景を良く見かける。
広い北海道での移動距離を、少しでも縮めて1秒でも早くウニにありつきたい。
今回、紹介するお店は、積丹半島の付け根に位置する小さな漁港の町、美国にある。
美国の住宅街に、アットホームな穴場のお店がある。
創業３４年、旬の地元の味覚を和食で楽しむ『食事処 純の店』だ。
元々、漁師をはじめ、地元民に愛される食事処で、天ぷらや揚物が美味しい店として人気がある。
ここ数年、ウニ漁解禁の時期にだす、ウニ料理が地元以外の客にも広まり有名になったようだ。
下調べをして向かわなければ、住宅街で迷ってしまうので注意してほしい。
美国の観光船乗り場の交差点を左に曲がると看板が出ているのがポイントだ。
お店は、古い食堂といった感じで、駐車場は6台分ぐらい止められる。
もちろん、ウニのシーズンには駐車場は溢れかえる為、店先で待機する。
住宅街にあるので、住人に迷惑のかからないよう、マナーをしっかり守って欲しい。
早速、店内に入ってみると、1階に小上がり席3卓と、2階にも6席ある。
今回は、２階の和室に案内された。
和室のため、小さなお子様がいても問題ない。
地元で愛される食事処は、メニューも充実。
早速、名物の「うに丼（2500円）」を注文する。
積丹・美国や余別産のムラサキウニは、ご飯（酢飯）を覆い隠すほど、たっぷり綺麗に載っている。
新鮮なウニは、もちろん防腐剤不使用である。
味は濃厚で甘みたっぷり。臭みのない、玄妙なまろやかさを堪能できる。
一度、何も付けずに食べてみて、醤油の量を加減しながら楽しむことをオススメする。
名物「うに丼」が堪能できた時、待つだけの価値を感じることができる。
また、地元客に根強い人気を誇る「ザンギ（750円）」もオススメだ。
「北海道ザンギ連盟」に加入している人気のザンギは、お土産として持ち帰りの注文も多い。
出前もしており、地元の人にとって、行事の時には欠かせない一品となっているようだ。
B級グルメの本や地元テレビの人気番組で、地元に愛される逸品として紹介されるぐらいだ。
「自分の街に１つだけ残したい味」として第二位に選ばれている。
私が今まで食べてきた北海道のザンギでは、ダントツのNo1である。
大きめの鶏モモ肉をカラッと揚げたザンギは、ジューシーでボリューム満点！
見た目は、ただのザンギだが、只者ではない。
皮がパリパリとしていて、すでに味がついている。
肉もやわらかくて、今まで食べたことがないザンギに驚かされる。
あっさり塩味で、ニンニクの風味が食欲をそそる。
何もつけずに食べても、すごく美味しく楽しめる味だ。
30年変わらない味の看板メニューは、味を付けた鶏肉を1日冷蔵庫で寝かせ、
魚など天ぷらを揚げた油をそのまま使用しているので、独特の味が肉まで染み込んでいるようだ。
その他、メニューも豊富で、人気が高い豪快な「海鮮丼（2,200円）」がある。
その時期の積丹でとれた新鮮なネタが食べられる。
その日の仕入れにより異なるが、ホタテやイカ、アワビ、甘エビなど常時8種類のトッピングだ。
5月〜10月漁期の甘エビは、ほとんどが道外に出荷されてしまうため、希少な旬の一品だ。
また、今回食べることができなかったが、早い時間帯で売切れになる逸品がある。
バフンウニとムラサキウニの二色の「赤白うに丼」だ。
漁獲量も少ないので、高級品のバフンウニを楽しむことができるので、人気が高い。
ムラサキウニでも、十分美味しいが、バフンウニは、甘みも強く色鮮やかなオレンジ色をしている。
甘みも強くて、言葉に表せないぐらいの美味しさだ。
また、積丹の穴場店は、「旅色」厳選店としても選ばれている名店だ。
ぜひ、積丹に行く際には、立ち寄ってもらいたい。
コストパフォーマンスの高さに驚かされることは間違いない。
■店名：食事処 純の店
■ジャンル：定食・食堂、海鮮丼、弁当
■TEL：0135-44-3229
■住所：北海道積丹郡積丹町大字美国字船澗42-20
■交通手段：資生館小学校前駅から212m
■営業時間：［平日］ 11:00 - 20:00 ［土曜日］ 11:00 - 20:00 ［日曜・祝日］ 11:00 - 20:00
■営業時間：［平日］ 11:00 - 20:00 ［土曜日］ 11:00 - 20:00 ［日曜・祝日］ 11:00 - 20:00
ランチ営業
■定休日：月曜
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